平成29年度入試（現高校2年生）より、公立高校入学選抜における学力検査の時間統一と問題の改善がなされました。

理科・社会については、資料読み取り問題や論述形式の問題に取り組む時間の確保を目的に、国語・数学・英語と同じ50分となりました。

数学と英語については、浦和高校・浦和第一女子高校をはじめとする、全20校で難度の高い学校選択問題が実施されました。平成30年度入試では、数学の平均点が43.7点と昨年の43.2点と同様に難度の高い問題でした。英語は58.9点と昨年の71.9点から13点も下がり、学力検査当日、あまりの難しさに戸惑った受験生が多かったと思われます。この傾向は大学入試制度変更に向けての序章であり、来春の入試でも大きく変わることは無いと思われます。なお、平成31年度入試では春日部女子が加わり21校で学校選択問題が実施されます。

前述の20校以外では、取り組み易い問題の比率を増やした問題が実施されましたが、数学は44.0点、英語は55.9点と受験生にとって厳しい結果となりました。

また、平成31年度入試からは、急病等やむを得ない事情により、学力検査を受検できなかった志願者のために、追検査が新たに実施されることになっています。

初めての進路選択を迫られる中学3年生にとって、入試情報の収集は必要不可欠となります。当日はご相談者に合わせたより具体的なアドバイスを行います。

同時開催として、「定期テストの勉強方法が分からない」「勉強と部活との両立が難しい」など、主に中学1・2年生の方を対象とした学習相談も行います。