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本年5月8日より、感染法上の位置づけが季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行された、新型コロナウイルス感染症ですが、残念ながら、感染状況に収束の兆しは見えません。そのような中、日常生活はコロナ禍前に戻りつつあり、先の夏休みでは、旅行者数もコロナ禍前に戻ったと言われています。

さて、中学不登校の状況ですが、埼玉県の調査結果によりますと、令和3年度の中学不登校生の数は、7,934人。令和2年度に比べ、1,624人の増加です。令和元年度から2年度への増加数156人に比べますと、増加数は10倍になっています。不登校の要因としては、「本人に係る状況の無気力、不安」が54.6％と過半数を占めています。

また、不登校とは別に、「新型コロナウイルスの感染回避」のための長期欠席者も1,093人おります。（参照：「令和3年度埼玉県公立学校における児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」）

これらの状況を改善するために、埼玉県教育委員会や各市町村教育委員会では様々な施策を行い、全力で取り組んでいただいていますが、夏休み明けの9月頃は、例年増える傾向にあります。

当財団では、少しでもお役に立ちたいとの思いで、本年2回目の「支援教育カウンセラーによる中学不登校に関する無料相談会」を実施いたします。

今回も、前回同様、星槎学園高等部大宮校様、星槎中野サテライトキャンパスフェリーチェ高等学院様に、ご協力いただきます。

不登校でお困りの保護者様またはその関係者様などで、普段相談に行けない方には、この機会に、経験豊富な支援教育カウンセラーの先生方にご相談いただければと思います。

※事前のご予約にてご参加ください。なお、定員になり次第、締め切らせていただきますので、あらかじめご了承ください。