平成２９年度入試（現高校１年生）より、公立高校入学選抜における学力検査の時間統一と問題の改善がなされました。

理科・社会については、国語・数学・英語と同じ５０分となり、前年と比較して文章記述問題が理社それぞれ２題増えました。

数学・英語については、浦和高校・浦和第一女子高校をはじめとする、全２０校で難度の高い学校選択問題が実施されました。数学については、県の予想６０点に対して結果は４３.２点と受験生にとって厳しい入試となりました。英語については、県の予想６５点に対して結果は７１.９点と得点差が出にくいテストとなりました。

前述の２０校以外では、取り組み易い問題の比率を増やした問題が実施されましたが、数学は４４.４点、英語は５２.０点と受験生にとっては厳しい結果となりました。２年目となる来年度入試では、難易度の調整が行われると思われますが、志望する学校によって、事前の準備に大きな違いが生じます。

以上から、初めての進路選択を迫られる中学３年生にとって入試情報の収集は必要不可欠となっています。

また、「定期テストの勉強方法が分からない」「勉強と部活との両立が難しい」など、主に中学１・２年生の方を対象とした学習相談も行います。