btn-page-top

h1-header-logo

h3-report

「書き損じはがき回収キャンペーン」による寄付について(令和6年5月9日)

 当財団では、12回目となる「書き損じはがき回収キャンペーン」を、昨年12月から本年3月にかけて、下記の企業・団体様のご協力をいただき、実施いたしました。そこで、ご寄附いただきましたはがきを所定の手続きを経て現金に換金いたしましたところ、86,019円となりました。

 昨年度の評議員兼総会で決定していた通り、この金額に財団の上乗せ分を含め17万円を、5月9日に、社会福祉法人埼玉県社会福祉事業団様に寄付してまいりました。

 嵐山町の本部で午後2時より行われた贈呈式には、畠山理事長と松村理事が出席し、事業団の大木正仁理事長に寄付金を直接お渡しいたしました。

 大木理事長からは、感謝の意が伝えられ、児童養護施設3園から寄せられている購入希望の品についても説明がありました。

寄付金のお渡し
(右から大木・埼玉県社会福祉事業団理事長、畠山理事長、松村理事)

寄附金受領書

 また、埼玉県社会福祉事業団様からは、嵐山郷で作られた品々を御礼として頂戴いたしました。 これらの品々は、当財団の事務所に掲示しております。お近くにお越しの際は、是非、お立ち寄りいただきご覧ください。

寄付の様子

 贈呈式後は、嵐山郷の視察をさせていただきました。療養介護棟と児童寮の2か所を訪問させていただきました。嵐山郷は、昭和51年4月1日の開設ですので、すでに48年が経過しています。入所者には90歳を超える方もいるとのことでした。

 療養介護棟は、重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している方を対象にした入所施設で、入所者には24時間の介護が必要です。献身的に介護されている看護師の方々、ボランティアの方々には、敬意と感謝の思いでいっぱいになりました。

 また、児童棟では、職員の方々が、入所者が日々事故なく過ごせるよう、その特性を把握しながら、ケアされているご様子に感銘いたしました。

 一方、看護師不足や施設の老朽化等、課題も山積しているようです。県行政のより一層の支援を望みたいと思います。

 当財団としては、今後も「できることを少しずつ」のモットーで、ともすれば光が当たらない方々への支援を地道に続けいく所存です。

 今後も、「書き損じはがき回収キャンペーン」は実施して参りますので、引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。

 最後に、埼玉新聞様には、5月12日の朝刊で、贈呈式の模様を報道していただきました。ここに、改めて感謝申し上げます。