「書き損じはがき」による寄付について(令和4年6月1日)
当財団では、10回目となる「書き損じはがき回収キャンペーン」を、昨年12月から本年4月にかけて、サイエイグループのほか下記の企業・団体様のご協力をいただき、実施いたしました。そこで、ご寄附いただきましたはがきを所定の手続きを経て現金に換金いたしましたところ、97,135円となりました。
この使途につきまして、本年5月24日の評議員会兼総会で改めて協議をいたしました。これまでは、東日本大地震の被災地への教育支援金として、宮城県女川町教育委員会に寄付してまいりましたが、昨年度ご報告いたしましたとおり、女川小・中学校は、「施設一体型小中一貫教育学校」となり、震災後10年を経たということもかんがみ、新たな支援先を検討することになりました。
当財団では、令和元年の12月より、サイエイスクール様のご協力をいただき、児童養護施設「いわつき」の学習支援を行っています。社会福祉法人埼玉県社会福祉事業団が運営している児童養護施設は、他に「上里学園」「おお里」の2施設があります。残念ながら、遠方のため現段階では「学習支援」は実現しておりません。
そこで、寄付金については、これらの2施設も含め、有効に活用してもらったらどうかとの、役員からの提案がありました。さらに、本年度から、「書き損じはがき回収キャンペーン」で得た金額とほぼ同等の金額を財団からも拠出し、あわせて寄付したらどうか、との提案もありました。
評議員兼総会で審議し、「換金額とほぼ同等金額を上乗せし、埼玉県社会福祉事業団に寄付し、児童養護施設3園で活用してもらう」ことに、決まりました。
このような経緯から、本年度は、6月1日に、サイエイスクール大宮本部校の4階をお借りし、社会福祉法人埼玉県社会福祉事業団に、総額20万円を寄付いたしました。授与式には、事業団側から黛理事長と長塚主幹が出席されました。財団側からは畠山理事長と松村理事が出席をいたしました。
(右から黛社会福祉事業団理事長、畠山理事長、松村理事)
埼玉県社会福祉事業団の黛理事長からは、「寄付をいただいたことによって、事情があって親元を離れて暮らす子供たちにとっては、社会の大人が支えてくれているということを実感できると思う。そのことによって、勇気と希望を持てると思う。3つの児童養護施設の要望を聞きながら、有効に活用させていただきたい。また、『いわつき』への学習支援についても、心から感謝申し上げる」との謝意がありました。
さらに、当財団に対する「感謝状」が畠山理事長に手渡されました。
「感謝状」は財団宛になっておりますが、この事業はご協力いただける企業・団体様がいらっしゃらなければ成り立ちません。財団としては、皆様を代表してお受けしたものと受け止めております。重ねて、ご協力いただいたすべての方々に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
この「書き損じはがき回収キャンペーン」は、引き続き行ってまいりますので、今後ともご協力の程、よろしくお願いいたします。
なお、贈呈式の模様は、翌日(2022.6.2)付に「埼玉新聞」2面に掲載されました。埼玉新聞様には、感謝申し上げます。
- ALSOK介護株式会社 様
- 株式会社グリーン企画社 様
- 日清医療食品株式会社北関東支店 様
- サイエンス株式会社 様
- 毎日興業株式会社 様
- 四谷監査法人 様
- さいたま市ソフトバレーボール連盟 様
- 西松建設株式会社 様
- 友野会計事務所 様
- 株式会社ラボーロ 様
- 株式会社力 様
- ダイドードリンコ株式会社首都圏第二営業部 様
- 株式会社サイサン 様
- 株式会社大宮中央青果市場 様
- 株式会社一校舎 様
- 株式会社医協 様
- 英会話S-KIDS 様
- レストランスクエア 様