「財団設立五周年記念講演会・懇親会」開催のご報告
当財団は、本年の4月2日をもちまして、設立五周年を迎えることができました。これも偏に多くの皆様のご支援・ご指導の賜物を厚く感謝申し上げます。
この度、10月22日に、さいたま新都心の「ホテルラフレさいたま」を会場に、「財団設立五周年記念講演会・懇親会」を開催いたしましたので、ここにご報告いたします。
まず、16時30分より、講師に絵本作家で元埼玉県教育委員会委員長の上條さなえ先生をお呼びし、「記念講演会」を開催いたしました。
ここでは初めに、来賓としてご臨席賜りました、埼玉県教育委員会の小松弥生教育長からご挨拶を頂戴いたしました。
また、埼玉県議会の斉藤正明議長からもメッセージをいただきました。
講演会では、上條先生が、ご自身の10歳の時の放浪生活や児童養護学校に入られてからの体験を基に、「教育は愛に始まり、愛に終わる~十歳の放浪記を経験して~」をテーマに、感動的な講演をして頂きました。
特に、「両親に感謝す気持ちの重要性を説く教育」の必要性を強く訴えておられました。
120人を超える参加者は、感動の渦で包まれておりました。その模様は、3日後の埼玉新聞に掲載されました。遠く、沖縄県より馳せ参じていただきました上條先生に心から感謝申し上げます。
引き続き、18時よりは、「記念懇親会」が開かれました。ここにも、25名の御来賓を含め、120名を超える方々がご参加いただきました。理事長の畠山からは、改めて財団設立の経緯と5年間の活動をご紹介させていただきました。
また、この5年間継続的に財政的支援を賜りました企業様に、5周年の佳節を記念して感謝状を贈呈させていただきました。
また、財団設立五周年記念事業として、県内の全児童養護施設・22か所に、財団発行の教材「リズムでマスター英検完全対策テキスト」3・4・5級と、「漢検分野別頻出順完全対策問題集」3・4・5級を1冊ずつ、贈呈させていただきました。
この日は、全施設を代表して、埼玉県児童福祉施設協議会会長・丑久保恒行様に目録を、「第二、第三の上條さなえよ、出でよ」との思いでお渡しいたしました。
その後、ご臨席を賜りましたご来賓を代表して、埼玉県知事上田清司様代理奥野立副知事、矢倉克夫衆議院議員、さいたま市教育委員会・細田眞由美教育長から、温かなお言葉を頂戴いたしました。
来賓紹介、清水勇人さいたま市長からのメッセージ紹介と続いた後、星槎学園高等部大宮校・神林栄校長に乾杯のご発声をいただき、歓談へと進みました。
歓談も和やかなうちに進み、宴たけなわではありましたが、時間となりましたので、記念すべき五周年の集いも、感動と新たな決意をもって終了することができました。
長時間にわたり、ご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
これからも、理事長挨拶で申し上げました通り「『子ども達の幸福のための教育』の構築と子どもの健全育成に寄与する」との理念のもと、「できることから、できる範囲で」をモットーに、地道に活動を続けてまいります。
引き続き、多くの方々に、当財団へのご支援とご指導をお願い申しげ、報告とさせていただきます。
一般財団法人彩の国総合教育研究所
理事長 畠山清彦