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「書き損じはがき」による寄付について(平成27年7月6日)

宮城県女川町役場にて

宮城県女川町役場にて

  当財団では、サイエイグループのほか以下の企業様のご協力をいただき、本年の年賀状を中心に、「書き損じはがき」を回収させていただきました。その換金額は、112,248円となりました。

 

 この使途について、本年5月の評議員会で協議をいたしました。本年度も、換金額から交通費等の経費を除き、10万円を東日本大震災被災地への教育支援金として、寄付することに決定いたしました。寄付先につきましては、継続的に支援することが重要だとの観点から、昨年度に引き続き宮城県女川町の教育委員会に寄付することも決まりました。

 これらの決定を受け、7月6日(月)午後1時30分に、畠山理事長と松村理事が女川町教育委員会を訪ね、教育長の村上善司教育長に直接、「教育支援金」としてお渡しいたしました。

JR女川駅

JR女川駅

 その際、村上教育長から女川町復興の進捗状況をお聞きしました。JR女川駅が新築になるなど着実に復興は進められている。一方で、仮設住宅に入居されている方々は5年目になっているなど、被災された方々の苦痛はいまだ軽減されていない。だからこそ、急ピッチの復興が求められる。 そのような状況の中、未来を担う児童・生徒の元気な姿が女川町の希望であり、彼らに支援していただける貴財団に心から感謝申し上げる。

 と、大要、このようなお話がありました。当財団の教育支援の取組も、ご賛同いただける企業・団体様あっての取組です。本年度も、ご協賛いただいた方々に心から感謝申し上げます。

 今後も、当財団では、「東日本大震災」を風化させないためにも、何より被災地の子供たちが夢や希望をもって生きられるよう、微力ですが、地道な教育支援活動を続けてまいります。

 ご賛同いただける企業・団体様におかれましては、眠っている「書き損じはがき」の回収にご協力賜りますようお願い申し上げます。