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新年のご挨拶

平成29年(2017年)の新春、明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

さて、昨年の各種相談会についてですが、「中学生とその保護者のための無料受験&学習相談会」は、埼玉県私塾協同組合様、サイエイスクール様のご協力をいただき、7月、10月と二回開催することができました。 会場も、平成27年同様、さいたま市プラザノースと上尾市コミュニティセンターの2会場で同時開催することができました。(7月10月

これもひとえに埼玉県私塾協同組合様、サイエイスクール様のボランティアでのご協力のお蔭です。重ねて御礼を申しあげます。

また、6月並びに12月には、星槎学園大宮校のご協力をいただき「支援教育カウンセラーによる中学校不登校に関する無料相談会」を、さいたま市プラザノースで行うことができました。(6月12月

こちらも、休日を返上してボランティアでご協力をいただきました星槎学園大宮校の神林校長並びに教員の皆様に心から感謝申し上げます。

さらに、「教材」発行の分野では、2月に『リズムでマスター英検準2級111フレーズ』を、4月に『漢検4級分野別頻出順完全対策問題集<ポケット版付き>』を、9月に『漢検5級分野別頻出順完全対策問題集<ポケット版付き>』発行することができました。ご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。

東日本大震災を風化させないために行っています「書き損じはがき回収キャンペーン」につきましては、サイエイグループほかのご協力をいたただき、換金した分に上乗せをし、10万円を東日本大震災で被災された宮城県女川町教育委員会に、平成27年に引き続き寄付させていただきました。(「書き損じはがき」による寄付について(平成28年7月15日)

ところで、我が国の教育を取り巻く状況は、グローバル化に合わせての英語教育の強化や、「脱ゆとり教育」の名目のもと小・中学校での授業時間数の拡大など、著しく変わろうとしています。

その一方、「子どもの貧困」や「教育格差」、「いじめ」「不登校」の問題など、誰もが解決を願いながら明確な処方箋を示せないまま、社会が模索し続けている状況です。

それでも、「教育こそ一番重要」との思いや「人は、人の中でしか成長できない」との思いは、誰もが共有しているものと思います。

AIが進化しようとも、いな進化するからこそ、社会を担うのは「人」であり、その「人」を育てるのも「人」であるとの峻厳な現実に立ち返り、私たち財団は、「子どもの幸福のため教育」実現のために、目の前のお一人おひとりを大切に、本年も微力を傾注してまいります。

引き続き、当財団の活動の趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、本年が皆様にとりまして、昨年にも増して幸多き年になりますよう心よりご祈念申し上げます。

平成29年正月
一般財団法人 彩の国総合教育研究所
理事長 畠山清彦